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「長浜学びの実験室」長浜市立七郷小学校

長浜市立七郷小学校「植物のからだのはたらき」

 6月14日(水)は長浜市立七郷小学校の6年生、12名が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。七郷小学校は「土曜日の天使活動」として昭和23年から近くの湖北病院へ花を持って訪問を続けておられます。本日のウェルカムボードは「土曜日の天使活動」に肖って「フララ-土曜日の天使ver.-」です。

  実験は長浜バイオ大学の力石先生の指導のもとで行いました。実験内容は「植物の吸水の実験と観察」と「気孔の観察」です。 午前中はオリヅルランと豆苗を使って吸水実験を行いました。葉の中を色水が通って色が変わっていく様子を双眼実体顕微鏡で観察し、タブレットで記録しました。植物の学名や、おまじないのような分類名についても紹介してもらいましたが、中学校や高校で生物の分類について学習するときに、今日のことを思い出してくれるとうれしいです。

 お昼は食堂でカレーを食べて学食を体験してもらいました。午後からの実験は「気孔の観察」です。葉の裏面を剥がし、双眼正立顕微鏡で観察しました。初めて見る植物の細胞の様子に「すごい」という人や密集していて「気持ち悪い」と感じる人など、様々な感想がありました。今日は植物の実験でしたが、休憩中に人気だったのは、学びの実験室で飼育している「メダカ」と「アフリカツメガエル」でした。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
 〒526-0829 滋賀県長浜市田村町1266番地
 TEL:0749-64-8100 FAX:0749-64-8140
 E-mail:jim@nagahama-i-bio.ac.jp