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「長浜学びの実験室」長浜市立びわ南小学校

長浜市立びわ南小学校「魚のたんじょう」

 6月2日(金)は長浜市立びわ南小学校の5年生、29名が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。実験は長浜バイオ大学の力石先生の指導のもとで行いました。この日は、台風の影響で天候の悪化が見込まれるため、予定を一部変更して実施しました。実験内容は「ブラインシュリンプのたんじょう」と「メダカのたまごの観察」です。

 前日に小学校でブラインシュリンプのたまごをふ化水に入れて準備し、そのたまごを持ってきてもらって、ふ化の様子や幼生が泳ぎ回る様子を双眼実体顕微鏡を使って観察しました。メダカのたまごは産まれてから「1日目」「2日目」「4日目」「7日目」「10日目」のものを双眼実体顕微鏡で観察し、スケッチやタブレット撮影で顕微鏡で観察した様子を記録しました。

 実験終了後は「学食体験」です。大学の食堂でみんなでカレーを食べて食堂の雰囲気を体験してもらいました。予定の実験すべてを実施できませんでしたが、顕微鏡で40倍に拡大した生き物の様子を目を輝かせて観察してくれました。これを機に理科や生き物の観察が好きになってくれたらうれしいです。


 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
 〒526-0829 滋賀県長浜市田村町1266番地
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