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「長浜学びの実験室」長浜市立高月小学校

長浜市立高月小学校「魚のたんじょう」

 5月22日(月)、23日(火)は長浜市立高月小学校の5年生の生徒が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。高月といえば、国宝の十一面観音。ということで、ウェルカムボードは観音様を眺めるフララの後ろ姿です。

 実験は長浜バイオ大学・フロンティアバイオサイエンス学科の宇佐美昭二教授の指導のもと、お話をよく聞きながらすすめていきました。

 午前中は「ブラインシュリンプのたんじょう」と「メダカのたまごの観察」の実験を行いました。ブラインシュリンプは、前日に小学校で準備してふ化させたものを持ってきていただき、双眼実体顕微鏡で観察しました。その後、「1日目」「2日目」「4日目」「7日目」「10日目」「12日目」のメダカのたまごも双眼実体顕微鏡で観察しました。

 学食体験をはさんで、午後からは「ブラインシュリンプ幼生の観察」です。ふ化したブラインシュリンプの幼生を今度は双眼正立顕微鏡を使って観察しました。生徒のみなさんはタブレットで上手に画像や動画を撮影していました。

 小学校の3時限分に相当する長時間の実験でしたが、「まだやりたい!」という声も多く聞こえました。次年度以降もお待ちしております。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
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