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「長浜学びの実験室」長浜市立朝日小学校

長浜市立朝日小学校「植物の発芽と成長」「魚のたんじょう」

 5月15日(月)、長浜市立朝日小学校の5年生の生徒20名が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。朝日小学校は令和5年11月29日に「創立150年」を迎えられます。

 長浜バイオ大学・フロンティアバイオサイエンス学科の宇佐美昭二教授のお話に対して、元気に受け答えしながら楽しく実験をすすめていきました。

 午前中は「植物の発芽と成長」の実験です。小学校であらかじめ発芽させたエンドウの種子などを使って、成長にともなって種子の中のでんぷんが消費されていく様子を双眼実体顕微鏡を使って観察しました。

 学食体験をはさんで、午後からは「魚のたんじょう」の単元を先取りして、メダカのたまごの観察を行いました。生まれた日のたまご、2日目、4日目、7日目、11日目のたまごを実態顕微鏡で観察し、見えた様子をスケッチしたり、タブレットで撮影して記録しました(たまごが青いのは殺菌剤“メチレンブルー”の影響です)。「魚のたんじょう」の単元を学習するときには、ぜひ今日の観察の記録を見返してくださいね。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
 〒526-0829 滋賀県長浜市田村町1266番地
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