2023年3月15日、社団法人日本実験動物協会が実施した2022（令和4）年度実験動物技術者1級認定試験の合格者の学生表彰を行いました。実験動物技術者資格は、医薬品の開発や実験動物の飼育分野で活躍する資格で、1級は1次試験（学科試験）と2次試験（実技試験）があり、とりわけ難関試験として知られています。受験には一定年数の実務経験が必要となりますが、本学は2012年に日本実験動物協会より特例認定校の認定（認定校は同年で全国12大学）を受けているため、在学中に資格取得が可能です。
今回、本学からはアニマルバイオサイエンス学科および大学院バイオサイエンス研究科の学生、合わせて4名が1級に合格しました。そのうち、アニマルバイオサイエンス学科3年次生の中野夢太さんは、合格者の中でも「成績優秀者」として、協会からの表彰も受けました。
表彰式では表彰状と副賞が蔡晃植学長より手渡されました。蔡学長は「資格というものは取得して終わりではなく、ここからがスタートです。満足することなく、その技術をブラッシュアップしていってください」と学生を激励しました。中村肇伸アニマルバイオサイエンス学科長は「テキストの増補改訂や実技の方法など、今回の試験は変更点もあり難しかったと思います。この試験に努力して合格したことはすばらしい」と述べました。
