日本顕微鏡学会雑誌「顕微鏡」の2010年6月30日号において、本学アニマルバイオサイエンス学科・山本章嗣教授監修により『オートファジー；形態学と分子生物学の融合』というオートファジーの最先端研究を紹介する特集が組まれました。山本教授らが電子線トモグラフィーを用いて、オートファジー膜の形成を3次元的に解析した図が本号の表紙を飾っています。
オートファジーは、細胞内の物質や病原菌などを分解する役割を持ち、心不全、糖尿病、アルツハイマー病などの脳疾患、癌などを防ぎ、飢餓などのストレスから体を守る役割があることが示されおり、新しい医療や製薬のターゲットとして期待されています。