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シンポジウム「昆虫学から先端研究そして昆虫食の社会実装へ」が開催されました

2021年7月29日にシンポジウム「昆虫学から先端研究そして昆虫食の社会実装へ」が開催されました。長浜バイオ大学 大講義室2での開催と同時に、YouTubeでのライブ配信も行われました。本学からはアニマルバイオサイエンス学科の小倉淳教授が登壇しました。

2050年には地球の人口が98億人に達し、人類が必要とするタンパク質の需要に供給が追い付かなくなることが懸念されます。気候変動やフードロスの問題に対応し、サスティナブルな食料生産を可能にするのがコオロギなどの昆虫食だと言われています。

しかし昆虫食が社会に受け入れられるには、データサイエンスを利用した育種や家畜化とともに、どのように提供するかも重要な問題であるとして、昆虫利用型食料生産コンソーシアムのメンバーを中心に、コオロギを利用した昆虫食について基礎研究から社会実装までの取り組みが紹介されました。