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シンポジウム「昆虫学から先端研究そして昆虫食の社会実装へ」(7/29)

2021年7月29日にシンポジウム「昆虫学から先端研究そして昆虫食の社会実装へ」を開催します。

昆虫利用型食料生産コンソーシアムは、幅広い研究・教育機関がその叡智を結集させ、目前に迫る人口爆発に伴う食料問題の解決や、人類の宇宙進出を支える食料開発に挑みます。この研究開発を達成するために、未利用資源である「昆虫」に着目し、その機能を理解、開拓することで、人類の安心・安全な食を支えるシステムの構築を推進します。

シンポジウムでは、このコンソーシアムの中でもコオロギを利用した昆虫食を推進するメンバーが集結し、基礎研究から社会実装までの道筋に関する取り組みを紹介します。長浜バイオ大学 公式YouTubeチャンネルで、YouTubeライブ配信も行います。

「昆虫学から先端研究そして昆虫食の社会実装へ」

  • 日時:7月29日(木)13:30~16:00
  • 場所:長浜バイオ大学 大講義室2、YouTubeライブ配信あり

タイムテーブル

  • 13:30- 由良 敬(お茶の水女子大学 教授・ムーンショットプロジェクトマネージャー)
    「ムーンショットプロジェクトと昆虫食」(ビデオレター)
    小倉 淳(長浜バイオ大学 教授・ムーンショットプロジェクト機関PI)
    「昆虫食はなぜ注目されているのか?社会に受け入れてもらうには?」
  • 13:45- 鈴木 丈詞(東京農工大学 准教授・ムーンショットプロジェクト機関PI)
    「ダニ、ゴキブリ、そしてコオロギへ:比較生理学の醍醐味」
  • 14:15- 片岡 孝介(早稲田大学 次席研究員・ムーンショットプロジェクト機関副PI)
    「コオロギのゲノム科学研究とゲノム育種への展開」
  • 14:45- 渡邉 崇人(徳島大学 助教 兼 株式会社グリラス 代表取締役CEO・ムーンショットプロジェクト機関PI)
    「コオロギの基礎研究から応用研究、そしてベンチャー起業による社会実装へ」
  • 15:15- 塚田 有那(Whole Universe 代表理事)
    「昆虫食をカルチャーに!アート&サイエンス発想のメディアとコミュニティづくり」

ムーンショット型研究開発制度は内閣府が主導し、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長ではない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する制度です。5大学(お茶の水女子大学:代表機関、東京農工大学、徳島大学、長浜バイオ大学、早稲田大学)が連携する”地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発”が採択されています。