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2020年度卒業式・学位授与式を執り行いました

長浜バイオ大学の卒業式・学位授与式を、3月20日に執り行いました。新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、学生・教職員の安全確保と学内外への感染拡大の抑止を最優先に考え、卒業生・修了生と教職員のみで学部卒業生241名と大学院修了生18名の門出を祝いました。
式次第を各学科・プログラムの総代への卒業証書・学位記授与と学長式辞のみとし、出席者全員のマスク着用や手指消毒、座席の間隔を開けるなど、感染対策を行ったうえでの開催となりました。また、出席いただけない保護者や関係者に式典の様子をご覧いただけるよう、ライブ中継を行いました。

バイオサイエンス学部3学科7教育プログラム修了者の代表、大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程と同後期課程の代表一人ひとりに、蔡晃植学長が学位記・卒業証書を手渡しました。

学長式辞で蔡晃植学長は、「新型コロナウイルス感染症の影響で、大学やみなさんにとってこれまで経験したことのない、苦難の年になりました。Web配信での講義や実験、オンラインセミナーなど、刻々と変わる状況下でも、みなさんは熱意と情熱を失わず、高いレベルの研究を続けてくれました」と、卒業生・修了生に賛辞を贈りました。
技術の革新に伴って社会の価値観まで変化しつつある、不確定要素の多い社会を生き抜くためには人生の哲学が必要であるとし、日本で初めて、女性として帝国大学に入学した化学者・黒田チカ先生の「天然ものは正直ですから、こちらが真を以て一生懸命で向つたら、必ず門を開きます。どんなに難しいことでも悲観せず、困難にあえばあうだけ張り合いあると考え、ますます勇気と真心とで向うのが最善の道であることは、科学に限らず、すべてに通じるものだと思います。」という言葉を引用して「自らの可能性を信じ、自らの力に限界を引かず、努力を惜しまないでください」と呼びかけました。

なお、各学科・プログラム、課程の総代は、以下のみなさんです。

バイオサイエンス学科(創薬・機能物質プログラム) 藤原 沙恵さん
バイオサイエンス学科(環境・植物制御プログラム) 杉野 沙矢香さん
バイオサイエンス学科(遺伝子・細胞新機能プログラム) 藤原 匠吾さん
バイオサイエンス学科(臨床検査学プログラム) 宮部 友暉さん
アニマルバイオサイエンス学科 北村 穂乃香さん
コンピュータバイオサイエンス学科(情報生物学専門プログラム)奥村 治貴さん
コンピュータバイオサイエンス学科(医療情報技術専門プログラム)田邉 椋也さん
大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程 西村 和真さん
大学院バイオサイエンス研究科博士課程後期課程 古田 明日香さん
大学院バイオサイエンス研究科博士課程後期課程 俣野 泰毅さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※撮影時のみマスクを外しています