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バイオ実験夢チャレンジの成果を発表

2020年度「バイオ実験夢チャレンジ」の研究成果発表会が1月19日に開催されました。

「バイオ実験夢チャレンジ」は、長浜バイオ大学に入学した1年次生が、自ら関心を持ったテーマで、教員や先輩学生の知恵と力を借りながら研究や実験に取り組む本学ならではの授業です。今年度は受講者のうち10人がポスターを作成して掲示し、さらに1人10分ずつパワーポイントを使った発表と質疑応答を行いました。

遺伝子組み換え作物、ペプチドワクチン、蛇毒、クルマエビ、AI、苦味、タナゴ、ミジンコ、アマガエル、キレート鉄と、1年次生の素朴な疑問やタイムリーな話題がテーマや研究対象となっていました。1年次生をサポートしてきたSA(スチューデント・アシスタント)の先輩学生が、全員の発表テーマにちなんだイラストをホワイトボードに描き、ごほうびのチョコレートを差し入れて発表会を盛り上げました。

全員の発表終了後には、担当の山本博章先生から一人ひとりに感想を述べながら、賞状が渡されました。「コロナウイルスの影響で前期には直接会うこともできず、オンライン授業から始まりました。みんな実際に実験がしたかっただろうけど、実験は手を動かすだけではありません。何かをやろうとする時には助走が必要で、いろいろなことを考えてから実験を始めるというのが基本になります。すでに発表されている研究成果の中にもあやふやなことはあります。どこまでわかっていて何が問題なのかを見極める必要があり、それが科学のベースだということを、夢チャレンジで学べたと思います」と山本先生が全体の講評をしました。