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生体物質科学研究室

分子シャペロン発光イメージング薬剤評価

新たな効能、機能や毒性を評価する薬剤評価は、創薬において欠くことのできない重要なステップであり、有用な評価系を構築することで、トランスレーショナル(橋渡し研究)を促進することにつながると期待されます。当研究室では、生体物質であるタンパク質(分子シャペロン)の機能的役割に焦点を置き、ゼブラフィッシュ、メダカなどの小型魚類および、生物発光を用いた一細胞レベルでの新たなイメージング手法による薬剤評価系の構築を目指しています。

[卒業研究テーマ例]
  • fLuc-GFPノックインメダカを用いたPDI familyタンパク質の発生における発現機構の解析
  • 天然物由来ケミカルシャペロンによるがん細胞からの細胞外ベシクル産生への影響に関する研究
  • ゲノム編集技術により作成した小型魚類および生物発光を用いた生殖発生毒性の評価系の構築

堀部 智久 教授

  • 博士(理学)(立命館大学)
  • 立命館大学大学院理工学研究科博士後期課程修了
専門分野 分子生物学、腫瘍生物学、医薬品評価