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山本章嗣先生が『ネイチャー・セルバイオロジー(電子版)』に論文掲載されました

 細胞内の不用なタンパク質や病原菌を分解し、生命の維持に重要な役割を果たす「オートファジー(自食作用)」の機構を解明した研究論文が、英科学誌『ネイチャー・セルバイオロジー(電子版) 』(11/8付)に掲載されました。この論文は、山本先生が大阪大学との共同研究の成果をまとめたもので、電子線トモグラフィーというコンピュータ断層撮影(CT)を、電子顕微鏡レベルで行う最新の技術を用いたことが注目されています。
 また、HIV(エイズウィルス)がその増殖にオートファジーを利用していることを発見した、米国の研究者との共同研究論文が『Journal of Cell Biology』誌(8/10付)に掲載され、山本先生が撮影した電子顕微鏡の写真が、その号の表紙を飾っています。