現在活躍している研究者と大学の最先端の研究成果の一端を見る、聞く、触れることで、学術と日常生活との関わりや、科学（学術）がもつ意味を理解してもらう日本学術振興会採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜 生命の謎にコンピュータで挑戦」を8月30日に開催しました。
今回長浜バイオ大学では、バイオエタノール生産に役立つ、セルロースを分解するセルラーゼという酵素タンパクの遺伝子候補を、機能情報のない環境由来の膨大なゲノムを対象に探索を行いました。
その結果、サルガッソ海の海水中に存在する機能情報の付いていないゲノム配列の中から、新たなセルラーゼの遺伝子候補を高校生と一緒に発見することが出来ました。
早速、発見した遺伝子候補を公開中の本学のデータベースに発見者の名前入りで登録し、国内外へ発信しています。
長浜バイオ大学ではこうした実験実習体験を高大連携事業の1つとして取り組んでおります。今回の様にコンピュータを用いて有用遺伝子情報を検索発掘するバイオインフォマティクス実習のほか、本学の最新の実習環境で体験をしていただく、または本学のスタッフが高等学校の実習室で指導する、といった事業を行っております。
詳しくは⇒【高大連携事業】をご覧ください。