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研究を通じて地域貢献をめざす学生が知事と対話

12月17日、三日月大造滋賀県知事が長浜バイオ大学を訪れ、研究室を見学するとともに学生と対話を行いました。これは、県民と知事が直接対話する「こんにちは!三日月です」という滋賀県の事業で訪れたもので、対話のテーマは「バイオの研究で地域貢献を願う学生の志」で、地域社会に貢献する研究活動を担っている8人の学生が参加しました。

対話では、養殖ビワマスの脂の乗りをよくする餌の開発、酒造会社の梅の実から単離した酵母の解析、伝承野菜・尾上菜の植物イノベーションによるブランド化に取り組んでいる研究を、アニマルバイオサイエンス学科河内浩行研究室の船見和生さん(大学院博士課程前期課程1年)、バイオサイエンス学科向由起夫研究室の松本奈央さん(4年次生)、同じくバイオサイエンス学科蔡晃植研究室の中島遼太さん(4年次生)が知事に紹介しました。

それぞれの研究内容について三日月知事から質問を受けた後、研究を進める上での課題の解決方向や研究内容を社会で生かすための方策などについて、知事からのアドバイスを受けて共に考えました。この対話に先立って、若林浩文理事長の案内で三日月知事にそれぞれの研究室を見学していただきました。また、向研究室の研究に協力いただいている酒造会社・岡村本家さんのご厚意で、長浜バイオ大学と共同で開発した「金亀 岡村乃梅酵母醸造」を知事に贈呈しました。

その他に対話に参加した学生は、河内研究室の林知輝さん(大学院博士課程前期課程2年)、森本弘暉さん(4年次生)、向研究室の春日井智暁さん(4年次生)、蔡研究室の中村みなみさん(大学院博士課程前期課程2年)、片岡千佳さん(同課程1年)です。