翻訳後修飾細胞分化難治がん神経難病
タンパク質に起こる翻訳後修飾の働きに注目して、細胞分化やがん化に至る分子メカニズム、ならびに神経難病の原因となる神経細胞死を来たす分子メカニズムを研究しています。一例として、若年性難治がんであるユーイング肉腫の発症に関わっているEWS-Fli1 タンパク質の働きを調節する翻訳後修飾の特徴を解明することにより、新たな分子標的治療薬の開発に貢献しようとしています。
[卒業研究テーマ例]
- ユーイング肉腫の原因タンパク質EWSFli1の生化学的研究
- FUSタンパク質のストレス感受性凝集体を形成する責任ドメインの特定
- 脂肪細胞成熟分化を促進する翻訳後修飾の同定
