×

1学部3学科への発展構想概容について

本学の教育・研究体制をより充実させるべく、2009年4月からこれまでの「1学部1学科」構成を改編し、「1学部3学科」構成と「収容定員増」「校舎増築」を計画しています。
総合的に深くバイオを学ぶ教育・研究領域の拡大と高度化

■アニマルバイオサイエンス学科(構想中)
動物個体レベルでの統合的なバイオサイエンスを研究していきます。
 どの動物も誕生、成長、成熟、生殖(再生産)、老化、そして死のライフサイクルをもっています。そのライフサイクルの中で、摂餌、行動、罹病、防御の生活の過程があります。動物たちの飼育管理、再生産の全過程を学び、研究をすすめますが、特に先端バイオサイエンスに関連が深い「生殖・発生学」と、健康保持に直接係わる「食品の栄養学、予防医学的機能」について、高度な先端バイオサイエンスの知識と技術を土台として学び、研究をすすめます。新設される特別実習施設では、生殖・発生工学的技術を用いる「トランスジェニックマウスの作出実習」や食のバイオテクノロジー能力を身につけるための「応用微生物学」「生物生産学」などを重視して学びます。

■コンピュータバイオサイエンス学科(構想中)
まだ誰も知らないゲノム資源から社会に役立つ遺伝子を発掘しています。
 役割が解明されていない500万件を超える遺伝子塩基配列の中から、ダイオキシンやPCBなどの有害物質の分解やバイオエタノールの生産など、自然環境の浄化や保護など持続可能な社会の形成に役立つ遺伝子をコンピュータで発掘し、データベース化して世界中に発信する取り組みを進めています。すでに1年間で4千個の新しい遺伝子候補を発見しており、これからは健康にもテーマを広げて、抗生物質合成経路の遺伝子や機能性食品に役立つ遺伝子や蛋白質の探索に挑戦する計画です。この取り組みは、学部レベルでは全国で唯一本学が参画する、文部科学省の「ライフサイエンスの統合データベース整備事業」の人材育成プログラムとして取り組まれています。

■バイオサイエンス学科(既設)
>>詳細はこちら

新学科構想説明リーフレットを作成いたしました。
大学案内等とともに送付いたしますので、>>資料請求よりお申込みください。