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本学と滋賀医科大学とが「戦略的大学連携支援事業の共同実施に関する協定書」に調印

9月24日、滋賀医科大学において、「戦略的大学連携支援事業の共同実施に関する協定書」の調印式が行われました。この調印式には、本学から下西康嗣学長、三輪正直学部長と池村淑道教授が出席しました。

この事業は、両大学の教育研究資源を有効活用した大学間の連携により、地域における「知の拠点」として、教育研究水準のさらなる高度化や個性・特色の明確化、大学運営基盤の強化などを図ることを目的に、平成20年度から新規に始まった文部科学省の事業で、滋賀県関係では唯一本学と滋賀医科大学の申請が選定されたものです。

調印式では、滋賀医科大学・馬場忠雄学長と本学・下西康嗣学長とが協定書に署名したあと、それぞれ挨拶を行いました。

下西学長はこの中で、協定で定めたように、医学とバイオテクノロジーという両大学それぞれの得意分野を生かした多彩な連携を、着実に進めていきたいと挨拶。とりわけ人材育成に関しては、滋賀医科大学の大学院生にとって重要な情報学分野でのプログラムを作成し、教材として活用することで医療の高度な研究発展に役立ててもらいたいと期待を述べました。また、将来は滋賀医科大学のドクターコースにバイオ大学の大学院生を送り出すことで、教員のみならず、大学院生、学生の交流で、共同の事業の発展を図りたいと抱負を語りました。