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学生団体が琵琶湖の環境保全で長浜市と懇談

本学の国際ボランティア部「IVUSA 長浜」のメンバーが、7月3日に長浜市役所を訪問し、琵琶湖の環境保全の脅威となっている侵略的外来水生植物・オオバナミズキンバイの駆除について懇談しました。

この日市役所を訪問したのは、部長の佐藤美菜さん(バイオサイエンス学科2年次生)と中川湧貴さん(同1年次生)、松永張良さん(アニマルバイオサイエンス学科1年次生)、それにNPO法人国際ボランティア学生協会の琵琶湖特定外来水生植物対策チーム長をしている西出侑生さん(龍谷大学4年)の4人です。長浜市からは環境保全課の辻村浩主幹と冨田彩加さん、総合政策課の小川敦主査に応対していただきました。

懇談では、オオバナミズキンバイの生育の状況と駆除活動について西出さんが紹介、続いて佐藤さんが、この春に「IVUSA 長浜」が大学公認サークルとして誕生したことを報告しました。活動紹介では、南湖を中心にした駆除活動への参加と、駆除したオオバナミズキンバイからバイオエタノールを効率的に抽出する方法を研究すること、さらにその残滓を使った発酵肥料の製造法の開発をめざすことを紹介しました。

長浜市からは、「広報ながはま」やホームページを使い、市民への啓発を強めていく予定であることが紹介されました。その中で、南湖で生育面積が爆発的に増えた要因の一つに、発見されてからの初動対応の遅れがあり、住民団体への啓発や各種イベントでの啓発活動が重要となることで認識が一致しました。そのために、長浜市と「IVUSA 長浜」が連絡を密に協力していくことなどを確認しました。