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酒米の種まき作業を体験、地の酒プロジェクト

連休中の5月5日と6日、長浜市三田町にある百匠屋さんで、“地の酒プロジェクト”に参加する2年次生15人が、「純米吟醸 長濵」の原料となる酒米・吟吹雪の種まきを行いました。

長浜バイオ大学の“地の酒プロジェクト”は、生産者や産地の情報を発信している黒壁amisuの呼びかけに応えて、日本酒の蔵元・冨田酒造と長浜の米作り農家・百匠屋とのコラボで「純米吟醸 長濵」を開発した自主活動団体です。2年次生が中心となり、田植えイベントや稲刈りイベントに取り組むとともに、米作りから始まる酒造りの一連の流れを体験し、日本酒への関心を深めることを目的としています。

5日と6日は8人と7人の2グループに分かれ、吟吹雪の種まき作業と、それをビニールハウスに並べる箱並べ作業を体験しました。1年次の“バイオ実験夢チャレンジ”に参加してお酒造りに興味を持ちこのプロジェクトに参加した山本永花さん(バイオサイエンス学科2年次生)は、「農作業は機械化されていると言っても体力が必要で、翌日は腰に来ました」と笑います。酒造りへの興味とともに農家の方と触れ合いたいという吉田七海さん(同2年次生)も、「種まきの機械は目を離すことが出来なくて、大変な作業だなと感じました」と言います。米麹から作る甘酒がマイブームでどうやってお酒ができるのかを知りたくて参加した吉村光葉さん(同2年次生)は、「実家の花壇に種植するのとは違って大変な作業だなと実感しました」と言います。

“地の酒プロジェクト”は、5月28日(日)に開催される田植えイベントに参加する予定にしています。