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iGEM 世界大会で4年連続のメダル受賞

10月27日から4日間、米国・ボストンで開催された合成生物学の世界大会「iGEM2017 」。本学から参加したiGEM Nagahama は、昨年の金メダルに続き銀メダルを受賞し、4年連続でのメダル獲得となりました。

昨年は、ワサビやバラの香りのように、殺虫や抗菌作用を持つ物質に着目し、バラの香りの成分の一つ「ファルネソール」を、遺伝子組み換え技術を用いて微生物に作らせ、その力で食品の腐敗を遅らせる保存庫「FLAVORATOR」を企画。今回は新たな試みとして、前回使わなかった2つの遺伝子を融合させたフュージョン遺伝子を使い、ファルネソールを増産させることをに挑戦。さらに、ゲノム編集技術・CRISPR-cas9 を用いて、遺伝子組換え体ではない微生物に香りを作らせるという実用性に向けたアイデアも評価されました。

今回の日本のチームの受賞は、金賞が東京工業大学と京都大学、銀賞は長浜バイオ大学の他に東京大学と岐阜大学でした。

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