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遺伝子・染色体研修会を日本臨床衛生技師会と共催

本学では、昨年度より臨床検査学プログラムを開設しましたが、医療におけるゲノム情報を正しく解釈できる人材の育成をめざして、一昨年、昨年と、本学主催で「医療におけるゲノム解析担当者を育てるための実習を主とした講習会」を、コンピュータバイオサイエンス学科とバイオサイエンス学科の教員の協力で開催してきました。今年は日本臨床衛生技師会との共催で、「遺伝子検査の技術修得と染色体検査の理解」を目的に、「第3回遺伝子・染色体研修会」として10月15,16日に開催しました。

北は北海道、南は九州からの31人の臨床検査技師の方々が、熱心に実習・講義に参加されました。本学からは、奈良篤樹先生(バイオサイエンス学科)がDNA抽出とreal time PCRの実験をサポート、大島一彦先生(コンピュータバイオサイエンス学科)と上原啓史職員には、「インターネットを利用した遺伝子検査のための情報検索技術(次世代シークエンス解析実習)」を担当していただきました。さらに、Gバンド染色された染色体像をはさみで切って並べ替える実習もあり、盛りだくさんの内容となりました。ゲノム情報を正しく解析するための解析技術を身につけた医療分野での人材育成へ、本学の貢献がますます期待されます。

情報実習風景P1010880