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“稲刈り体験”イベントに約30人が参加、“冷麦流し”も楽しむ

長浜人の地の酒PROJECT による“稲刈り体験”イベントが10月2日に開催され、約30人が参加しました。

この企画は、「純米吟醸 長濱」の原料となる酒米の稲刈りを体験するもので、長浜市三田町にある百匠屋さんの田んぼで行いました。今年の後半は雨の日が多く、そのため稲の生育が心配されましたが、豊作とまではいかないけれど、昨年よりも良い出来栄えだったそうです。当日は、春の“田植え体験”イベントで植えた稲を手刈りで収穫し、畦道に沿って並べた後、脱穀機を使って脱穀の体験もしました。

お昼は、素麺流しならぬ“冷麦流し”と、コシヒカリと酒米の食べ比べを行いました。冷麦流しで使った竹は、長浜市高月町の「雨森竹の会」の協力により切り出したもので、素麺流し経験者2人を含む5人のスタッフが、竹の手配から組み立てまでを行いました。また、食べ比べでは、酒米は食べられるけどコシヒカリに比べて甘みが少なく、粘り気もなかったそうです。その後、参加者全員でビンゴ大会を行い、大いに盛り上がりました。

このイベントに向けてスタッフの学生18人は、稲の生育を4回ほど見に行った他、竹組み班、そうめん班、ビンゴ班、受付に分かれてイベントの準備を進めてきました。実行委員長の田中かおりさん(バイオサイエンス学科2年次生)は、「今回は、ポスター制作や買い出しなどの事前準備がギリギリなったのと、準備する道具の数などの計画が甘くてどうなるか心配でしたが、当日はみんなが頑張って動いてくれたのでなんとか成功しました。心配された雨も降らず、逆に日差しが強くて大変でしたが、『純米吟醸 長濱』が出来上がるのが待ち遠しいです。」と話しています。

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