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「長浜人の地の酒PROJECT」に本学学生が参加 田植えイベントを開催

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 5月24日、本学学生が参加している「長浜人の地の酒PROJECT」の田植えイベントが開催されました。

「長浜の地の酒PROJECT」は、長浜の人が考えるおいしいお酒の完成を目指し、長浜の米農家である百匠屋の清水大輔さん、長浜の蔵元である冨田酒造株式会社の冨田泰伸さん、そして長浜バイオ大学の学生が集い、酒米造りから日本酒造りまでを1年かけて進めるものです。酒米には、滋賀県育成の酒造好適米品種「吟吹雪」を使います。本プロジェクトは、株式会社黒壁が運営する黒壁AMISUがプロデュースするもので、地域のリデザインと活性化に寄与することを目的としています。

本学から参加している学生は、長谷川慎准教授の研究室の4年次生3名と松島三兒教授が指導する「長浜魅力づくりプロジェクト」に参加予定の2年次生4名です。4年次生は、地酒造りを題材として優良酵母の単離同定から品質分析をカバーする卒業研究を行います。2年次生は、一連の作業の経験を通じて、地酒を全国発信するためのプロモーションを企画する予定です。

学生たちは、4月24日に冨田さんの指導で日本酒のタイプと味の関係を学んだあと、清水さんの指導の下、4月29日に吟吹雪の種子の温湯消毒、5月6日に種まきを行い、5月9日には発芽した苗箱をハウスに移す作業を行いました。

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 5月24日は地域の方々も交えて田植えを実施し、昔ながらの手植えと、最新式の田植え機を使った機械植えの両方を体験しました。
9月には吟吹雪を収穫し、10月から日本酒づくりに入ります。日本酒を味わえるのは、年明けの2015年1月中〜下旬くらいとなる予定です。

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【関連トピックス】「長浜地の酒PROJECT」が始動しました 2014-05-02
2014年5月25日 中日新聞より
地域一つに地酒造り 長浜 農家-蔵元-学生が田植え

長浜市の農家や蔵元、学生たちが地元産の酒米から日本酒を造ろうと「長浜人の地の酒PROJECT(プロジェクト)」を立ち上げ、同市三田町で24日、酒米の苗を水田に植えた。

メンバーは同所の農家や、木之本町の冨田酒造、地酒造りを題材に酵母の研究を進める長浜バイオ大の学生、第三セクター黒壁の社員らで構成。田植えの体験応募の二十一人にプロジェクトの関係者十八人が加わり、手植えや田植機で、県産酒米「吟吹雪」の苗を約三千平方メートルに植えた。
プロジェクトは、地元の資源や素材を生かした物づくりで地域活性化を目指す。メンバーの農業清水大輔さんは「地域が一つになって物づくりに取り組める。コメの生産者としては、育てる過程を消費者の方々に見てもらえるのはうれしい」と話している。
九月下旬の収穫だけでなく、十一月上旬には杉玉作り、来年一月中旬には新酒の試飲会などを行い、一月下旬に販売する予定。

2014年5月22日 京都新聞より
長浜の地酒で地域おこし 24日に酒米田植え 学生ら取り組み開始

長浜市内の農家や蔵元、学生らが集まり、長浜にこだわった日本酒づくり「長浜人の地の酒PROJECT(プロジェクト)」を始めた。米作りや酒造りといった地域に根ざした文化を継承し、地元産の日本酒を通じて地域を盛り上げる。24日には同市三田町で酒米の田植えを行う。
プロジェクトには、同市三田町の農業経営者、同市木之本町の造り酒屋、酵母の研究などを手掛ける長浜バイオ大の学生、まちづくりに関わる同大学の教員、地元の第三セクター「黒壁」の直営店の社員らが参加している。
酒造りの原点である酒米作りから始め、秋の酒米収穫、新酒の試飲会などを行い、来年1月下旬には販売につなげていく予定。酒米は滋賀オリジナルの「吟吹雪」を育てる。
これまでメンバーは、同市内の田で種まき、代かきなどの作業を経て田植えができるまでになった。農業清水大輔さん(37)は「地元の人たちの力で造る日本酒で、地域おこしにつなげたい」と話している。

2014年5月14日 近江毎夕新聞より
黒壁が呼びかけ「地の酒」計画  農家、蔵元、大学連携で「至高の日本酒」

県内の特産品を販売する黒壁AMISUの呼びかけで、長浜市三田町の米農家と木之本町の酒造会社、長浜バイオ大学の三者が連携し、「至高の日本酒」を造る計画が進んでいる。「長浜人の地の酒PROJECT」と名付け今年春から始めたもので、酒米の種子選択から土作り、稲刈り乾燥、米麹の仕込み作業、火入れ、びん詰めまで、酒造りのすべての工程を三者が協力して進める。来年一月には「地の酒」銘で黒壁AMISUで発売予定。
長浜バイオ大学で参加するのは、長谷川慎・准教授の研究室の四年次生メンバーと、松島三兒・教授指導の「長浜魅力づくりプロジェクト」に参加する二年次生。研究室の学生は優良酵母の選定や品質分析で将来の酒造りに貢献し、成果を卒業研究にまとめる。また魅力づくりプロジェクトの学生は、地酒を全国発信するためのイベント、プロモーションを立案する。
四月末には長浜市三田町の農家「百匠(ひゃくしょう)屋」(清水大輔さん経営)で酒米「吟吹雪」の種子消毒、種まきを行った。二十四日午前十時からは、「百匠屋」の水田で酒米の田植えイベントを行う。参加費は昼食込みで三千五百円。参加希望者は黒壁AMISUに置く申し込み用紙をファックス(65-2333)するか、同店に持参する。用紙は黒壁ホームページからもダウンロードできる。定員二十人で締め切る。