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大学院生の岡井さんと臼井さんを表彰 国際学会で研究発表

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 8月22日から27日にイタリア・ミラノで開催された「第15回国際免疫学会」に本学大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程2年生の岡井晋作さんと同1年生の臼井文人さんが参加し、岡井さんが「腸管IgA抗体モノクローナル抗体経口投与による炎症性腸疾患モデルマウスの治療」について口頭発表を、臼井さんが「腸管IgA抗体が認識する腸内細菌共通抗原分子の解析」についてポスター発表を行いました。
2人は、国際会議において研究成果発表に採用され、また日本免疫学会からもTadamitsu Kishimoto International Travel Award for 15th ICIの受賞者に選ばれました。これにより本学の学生表彰の対象となり、9月27日に表彰式を行いました。
2人は、4月にそれぞれ口頭発表とポスター発表の採用通知を受け取って以来、実験データの作成やプレゼン用のパワーポイント作り、英語での発表練習と、出発直前まで忙しい毎日を送りました。
三輪正直学長は、表彰の際に、「お二人の努力と成果は、院生・学部生にとって大いに励みとなります」とねぎらいました。

岡井さんは、「海外に行くのも初めて、学会発表も初めてという初めてづくしでした。大勢のしかも色々な国から来ている人たちの前に立ってみて初めて、こういうものなんだ・・と実感しました。この経験を生かして、もっと堂々と発表ができるように力をつけたいです」と次に向けての意欲を示しました。臼井さんは、「自分のポスターのところに質問にきてもらっても、英語力が追いつかないので新蔵先生に助けていただきました。英語が大事なことが骨身にしみました。今後勉強して絶対英語を話せるようになりたいと思います」と決意を語りました。
2人の指導教員で今回同行した新蔵礼子・バイオサイエンス学科教授(生体応答学研究室)は、「彼らの意欲に答える環境を整えてあげたいと思います。特に英語は、日常的に英語でないとコミュニケーションがとれない状況で身につけるのが一番の早道です。研究室にもどんどん留学生を迎えたいと思います」と話しました。

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