バイオって何?

人類の“夢”を実現する新しい学問領域

バイオって、何?

「バイオ」という言葉、よく耳にしませんか?ノーベル賞を受賞した、再生医療実現に重要な山中伸弥先生のiPS 細胞の発見も、大村智先生のアフリカで猛威を振るった寄生虫病の特効薬開発も、みんなバイオの研究成果です。バイオは、健康・長寿、食糧・エネルギー、環境など、人類の夢を実現する新しい学問領域です。

安全で豊かな社会をつくる学問と技術

「バイオ」の語源は、生物学のbiologyで、生きものに関する事柄のすべてがこの中に含まれています。植物や動物、微生物など生きものの営みの仕組みを解明し、それをヒトの暮らしに応用することで、安全で豊かな社会づくりに貢献する学問がバイオサイエンスであり、そのための技術がバイオテクノロジーです。
20世紀の産業革命以降の石炭や石油という化石エネルギーに依存した社会が、今日の地球温暖化などの環境問題やエネルギー問題を引き起こしているのに対して、バイオは地球環境に優しい持続可能な循環型社会を構築するものと期待されています。

多彩な分野で急速に実用化が進むバイオ

医療や創薬の分野では、ある特定の疾患の発症に関連する遺伝子やタンパク質を特定し、それらをターゲット(標的)としたゲノム創薬の開発が進んでいます。iPS細胞は体の多くの器官に分化できる万能細胞で、これにより「再生医療」の実現への期待が高まっています。
環境やエネルギーの分野では、バイオエタノールやバイオディーゼル燃料の実用化が進められ、微生物により分解され、廃棄物として環境を汚染させない生分解性プラスチックも実用化されています。農業・食糧分野でも、植物工場など、バイオの研究成果を活用した無(低)農薬・有機栽培による高滋養・多収穫の農作物を生産する、新農法の開発と実用化が進められています。

バイオって、何?

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