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第160回バイオセミナーのご案内

第160回バイオセミナーは、順天堂大学医学部附属静岡病院 病理診断科人体病理病態学講座・教授の和田 了先生にご講演いただきます。

先生方、大学院生の皆さんをはじめ、学部学生の皆さんも、ご専門の研究分野を問わず多数ご参加ください。

日 時 2019年2月27日(水)15時20分~16時40分
会 場 命北館4F 中講義室5
演 者 和田 了先生(順天堂大学医学部附属静岡病院 病理診断科人体病理病態学講座・教授)
演 題 「病理診断の現状とそのスキル伝承の難しさ」~病理診断の今後の展開予測~「病理医」の日常業務のあれこれ
要 旨
本邦では、「患者生体組織(検体)から標本を作り(主に臨床検査技師による手作業)、その標本(病理標本)を光学顕微鏡下で病理学的に検索することより患者の疾患名を導く(示唆する)医療業務」のうち、一定の条件下でなされた場合のみに限り「病理診断」と呼び、保険収載され、医師法に準拠して扱われる一方、その条件下以外で行われた場合は、「病理報告」などの別個の名称で呼ばれ、保険点数は有さない、医師法に準拠しないなどの大きな違いがある。
病理診断に関する本邦の諸問題の多くは、病理専門医数の極端な不足(対国民人口的には米国の1/5程度)に起因するとされるが、上記のような病理学的検索業務の保険診療上の扱い状況、精度管理的には伝統的手法に限定する姿勢なども問題視されるべきであろう。
病理診断の概略や、上記のような諸事情について紹介する。

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