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イネの免疫反応を誘導する新規エフェクタータンパク質を同定

シコクビエを宿主とする植物病原細菌 Acidovolax avenae N1141菌株からTypeIII分泌装置を介してイネ細胞内に輸送され、イネの免疫反応を誘導するRHIFという新規エフェクタータンパク質を同定しました。イネを宿主とするK1菌株のRHIFは非宿主のシコクビエに対してのみ免疫反応を誘導したことから、各菌株のRHIFはそれぞれの宿主または非宿主植物に対して異なる機能を有することを明らかにしました。

Novel effector RHIFs identified from Acidovolax avenae strains N1141 and K1 play different roles in host and non-host plants.

本学の蔡晃植教授、近藤真千子助教、大学院博士課程学生 中村みなみの研究成果が、Frontiers in Plant Science plants、2021年12号に掲載されました。