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魅力発見発信プロジェクト

●長浜バイオ大学「魅力発見発信プロジェクト」とは?

 

 Q&A形式で、本学キャリア育成プログラム「魅力発見発信プロジェクト」を紹介します。

 

Q:このプロジェクトはどのような目的で、またどのように実施されているのですか?

A:チームでひとつのものを作り上げることを通じて、様々な人と協働できる「柔軟力」や自分の役割を理解し実行できる「自律力」を養うことを目的とするプロジェクトで今年度から開始しました。2つのプロジェクトで構成されますが、いずれも後期15回の授業として実施しました。

 

Q:それぞれのプロジェクトはどのように発表されるのですか?

A:1回生が参加する「長浜バイオ大学魅力発見発信プロジェクト」では、自分たちが入学後再発見した大学の魅力で、ぜひ学外の人にも知ってもらいたいと思うことを1015分程度のビデオ作品あるいはプレゼンテーション作品として制作。魅力がうまく伝わるか、また飽きさせない構成となっているかが評価のポイントです。

 また、2回生が参加する「長浜まちづくり魅力発見発信プロジェクト」では、長浜の中心市街地活性化に向けて実際に検討されている案件を課題として、学生たちの目線で長浜の活性化につながると考える仕掛けを企画。パワーポイントによるプレゼンテーション作品として制作。ほとんどが市外の学生であり、長浜の魅力をどう理解しているか、また大きなストーリーのなかで持続的な企画として考えられているかが評価のポイントです。

 

Q:長浜商工会議所とは具体的にどのように連携されているのですか?

A:長浜商工会議所とは就業力育成事業全般を通じて包括的な連携協定を結んでいます。「魅力発見発信プロジェクト」に関して長浜商工会議所の支援をいただいたのは、まちづくりのプロジェクトのほうです。導入講義を3回行いましたが、その際の講師選定・派遣に加え、その後指導に協力いただいた長浜まちづくり株式会社との調整を担当していただきました。

 

 

●文部科学省平成22年度「大学生の就業力育成支援事業」に採択

 

 長浜バイオ大学が独自のキャリア育成プログラムとして取り組む「地元経済界との連携による実践的就業力育成―魅力発見発信プロジェクトの活用による社会的・職業的自立に必要な能力の獲得」が、文部科学省平成22年度「大学生の就業力育成支援事業」に採択されました。

 

「大学生の就業力育成支援事業」とは、文部科学省が、平成22年度から、各大学・短期大学において、入学から卒業までの間を通した全学的かつ体系的な指導を行い、学生の社会的・職業的自立が図られるよう、大学の教育改革の取り組みを支援するものです。

 

 

●「魅力発見発信プロジェクト」の発表会を開催

 

217日に、長浜市曳山博物館において、本学がキャリア教育の一環として取り組んでいる「魅力発見発信プロジェクト」の発表会を行いました。

 当プロジェクトは、「長浜バイオ大学魅力発見発信プロジェクト」1回生11名と「長浜まちづくり魅力発見発信プロジェクト」2回生11名がそれぞれ3つのチームに分かれて10月にスタートしました。各チーム3名〜5名が企画立案、現地リサーチ、チーム内の論議を経て作り上げたプレゼンテーション作品を、長浜商工会議所、地元企業、長浜まちづくりなどの関係者や一般市民を前に発表しました。

 参加者は、「最初は何から手をつけてよいかわからなかった」「チームで作り上げていくなかで、ほかの人の意見や考えに接して視野が広がった」「バイオ大の魅力をいっぱい見つけられた」「長浜のまちをよく知ることができてよかった」「発表会はとても緊張したけど参加してよかった」と、このプロジェクトによって変化した自分を実感しているようでした。

 各作品について審査員の講評が述べられたあと、最優秀賞の発表と表彰が行われました。

 最後に長浜商工会議所の髙橋政之会頭より、「長浜市悲願の4年制大学として設立された長浜バイオ大学ですが、開学8年にしてようやく学生さんたちと関わる事業を行うことができた。今後はさらに密接な連携をはかっていけるよう努めたい」と挨拶がありました。

 

発表された作品は次のとおりです。◎印が最優秀賞受賞

 

【長浜バイオ大学魅力発見発信プロジェクト】<1回生3チーム(発表順)>

 

チーム「BoA」(石本尚路、斎藤陽介、高木健一、高木孝優、八十貴章)

文系・理系という決めつけを見直してみてはという導入から、高校生に長浜バイオ大学の魅力をアピー

 

チーム「玉露」(佐野洋子、棚橋 茜、田中瑞姫)

 サスペンスドラマ仕立てで学内の施設、学生の様子をコミカルに紹介

 

チーム「スワンネック」◎(北村 岳、中野隆介、堀家史哉)

 分析データを示し他大学と比較したりしながら長浜バイオ大学の「売り」をあぶり出す。企業向けを意識して作ったという。

 

【長浜まちづくり魅力発見発信プロジェクト】<2回生3チーム(発表順)>

 

チーム「スクエア」◎(田ノ上祥平、橋本あかり、水野佳代、森本 匠)

 課題:まちづくり㈱が入居する建物の開発

 長浜観光にゆっくり時間をとってもらうために、足湯を備えた食卓のある休憩所を作る。

 

チーム「大黒」(伊辺和弘、福山寛季、太田成美)

 課題:大手門通の空き地の開発

 「若者向けの歴史の街」をコンセプトに戦国カフェを作り、内装やスタッフの衣装を戦国風にする。

 

チーム「KOOW」(大久保優、大菅美里、誉田彩香、若松信孝)

 課題:平和堂跡地の再開発

 ひょうたんのモニュメントや円形ステージのある「ひょうたんパーク」