4月1日(日)、2012年度長浜バイオ大学・大学院の入学式をとりおこないました。
バイオサイエンス学部285名、大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期(修士課程)46名、博士課程後期(博士課程)6名、合計337名の新入学生を迎えました。
三輪正直学長は式辞で「第一に、皆さん一人ひとりが大変ユニークでかけがえのない人間性をもっていることを自覚してほしい。第二に、バイオサイエンスを習得するための基礎力としての英語と数学の基礎を今一度勉強してほしい。最後に、積極的に人とコミュニケーションをとってほしい。それも、直接、顔と顔を合わせて言葉を交わすコミュニケーションを大事にしてほしい」と三つの願いを述べ、「これからの世界におけるバイオサイエンス・バイオテクノロジーの分野を担うのは皆さんです。そのためにこの大学が存在します。長浜バイオ大学は、皆さんの、皆さんによる、皆さんのための大学です。是非いろいろとチャレンジしてください」と激励しました。
新入生代表としてバイオサイエンス学科入学の三浦拓耕さんが「私たち第十期生は、長浜バイオ大学の新しい歴史を刻みながら、バイオサイエンスの未来を担う人材として成長し、期待に応えられるよう、志高く学びの道を着実に歩んでいくことを誓います」と入学生宣誓をおこないました。
新入生 地域を学ぶ 長浜バイオ大で入学式と市内見学
長浜バイオ大学(三輪正直・学長=長浜市田村町、学校法人関西文理総合学園経営)の入学式が1日にあり、バイオサイエンス学部285人、大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期(修士課程)46人、同後期(博士課程)6人の計337人が出席した。式では、三輪学長の式辞、藤井勇治・長浜市長らの祝辞があり、三輪学長は「一人一人がかけがえのない人間性、個性を持っていることを自覚してほしい。基礎力として英語と数学の基礎をもう一度勉強してほしい。積極的に人とコミュニケーションをとってほしい」と持論の三要点を述べ、「チャレンジを」と呼びかけた。
新入生を代表して三浦拓耕さん(18)が「第10期生はバイオサイエンスの未来を担う人材として成長し、期待に応えられるよう学びの道を歩むことを誓います」などと宣誓した。
市街地に学習拠点も
同大学では今年度初めて新入生が大学の地元、長浜市の歴史やまちづくりの現状を実地体験する「新入生フレッシャーズキャンプ」を2,3の両日開催する。新入生285人が長浜ロイヤルホテルに1泊し初日にガイダンスや、客員教授、NPO法人まちづくり役場理事長らのメッセージを聞き、翌3日には16班に分かれ、曳山博物館、大通寺、長浜城歴史博物館などを見学。長浜ボランタリーガイドから市の歴史などを学ぶ。
また同大学では、学生のキャリアアップ学習などの拠点となる事務所「長浜まちなか活動プロジェクト」を長浜市元浜町の北国街道沿い民家(旧・長浜まちづくり株式会社事務所)を借りて開設する。いずれも学生に、大学の地元地域との接点を提供することで、学びの視野、深さを広げたり、実社会での体験を豊かにするのが狙いという。