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令和7年度よりナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)メダカの中核拠点プログラムに参画しました

文部科学省の第5期NBRPメダカの中核的拠点整備プログラムに、本学が今年度より分担機関として参画しました。課題管理者はアニマルバイオサイエンス学科の竹花佑介教授です。

文部科学省は、国が戦略的に整備することが重要なバイオリソースについて、体系的な収集・保存・提供等を行う「ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)」を実施しています。メダカは第1期(2002年度~)から採択され、第5期(2022年度~2026年度)となる現在は、基礎生物学研究所を代表機関とし、宇都宮大学、遺伝学研究所、宮崎大学の3機関を分担機関として、本事業が実施されてきました。今回、新たに本学が分担機関として加わり、突然変異体と遺伝子導入系統を中心とした個体リソースの収集・保存・提供事業を実施します。また、リソースの品質確保や付加価値向上、普及活動などを通じて、データ駆動型の研究支援を行う「次世代型メダカバイオリソース」拠点の整備に取り組みます。

NBRPメダカは世界規模で展開する唯一のメダカ生物遺伝資源センターです。標準系統や野生系統、突然変異系統、遺伝子導入系統、近縁種などの生体リソース、ゲノムクローンやcDNAクローンなどのゲノムリソース、卵膜除去に便利な孵化酵素に加え、さまざまなリソースを網羅した各種データベースを提供しています。また、メダカを利用した経験がない研究者でもスムーズに研究が開始できるように、必要な技術等の助言や指導も行っています。

メダカリソースのお問い合わせや提供・寄託申込は、下記よりお願いいたします。

<NBRPメダカ>
https://shigen.nig.ac.jp/medaka/
E-mail: nbrp.medaka[at]bioresource.jp
※ [at] は @ に置き換えて下さい