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糖尿病発症初期の新しい分子機序を解明

本学の小倉淳教授(アニマルバイオサイエンス学科)と、筑波大学医学医療系の島野仁教授 、東京理科大学生命医科学研究所の松島綱治教授らによる研究成果が、「Diabetes」(DOI:10.2337/db23-0212)に掲載されました。

糖尿病モデルマウスの膵島の単一細胞レベルでの遺伝子発現解析により、糖尿病発症初期の膵β細胞では血糖値の上昇に伴いAnxa10の発現が増加すること、増加したAnxa10は細胞内カルシウム恒常性に影響を及ぼし、インスリン分泌能を低下させることを見いだしました。

論文名「Single-cell transcriptome profiling of pancreatic islets from early diabetic mice identifies Anxa10 for Ca2+ allostasis toward β-cell failure.」

詳しくは共同プレスリリースをご覧下さい。