岐阜県立岐山高等学校とは本年度2回目の連携実習となります(1回目はこちら)。 今回の実習は理数科の生徒16名との実習です。理数科は、数学、理科に重点を置いた理系進学を目指す専門学科です。また、スーパー・サイエンス・ハイスクールの指定を受けており、科学的な創造性・独創性に富んだ人材の育成を目指して、さまざまな取組を行っております(岐山高校SSHのページ)。 実習内容は、(社)農林水産先端技術振興センター(STAFF)が所有する特許技術を長浜バイオ大学が高校生にも分かりやすいように教材化した実習『ブタの品種鑑定をしよう!』(実施許諾済・詳細はコチラ)で、1日(10時〜15時)で行いました。 まずは、DNA鑑定法についての授業を行いました。理数科の生徒はPCRをすでに体験済みです。 大正解!さすがに良く勉強していますね。 マイクロピペッターの練習を行いましたが、普段から実験もよく行っていることもあってお手の物でした。 アガロースゲルへのアプライ練習です。ほとんどの生徒が体験済みでしたが、みんな少し苦手のようでした。でも、今日は十分に練習できました。 同時進行で手動PCRを行います。今回は35サイクルを2グループで進めていきました。
午前中最後は電気泳動による確認。 午後は、制限酵素処理からはじめます。午前中に増幅させたDNAを制限酵素と混ぜて、反応を行います。続いて、電気泳動と確認作業。みんな、結果がどうなるか期待しながら作業を進めます。
電気泳動の結果は右のとおり。全員、無事結果が出ました。また、何色のブタだったのかも完璧に判定できました。
実習終了です。みんな修了証を受け取ってから、記念撮影! こうして無事実習を終了いたしました。受講いただいきました生徒の皆様、ご協力いただきました諸先生方、ありがとうございました! |