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アディポネクチン関連遺伝子CTRP9が網膜の錐体視細胞の機能に重要であることを発見

ヒトやマウスにおいて色覚を司る網膜の錐体視細胞の機能にアディポネクチン関連遺伝子のひとつであるC1q/TNF関連タンパク質9(CTRP9)が重要であることが明らかになりました。本研究により、正常な色覚を維持するための分子メカニズムに新たな知見がもたらされました。

Ablation of Ctrp9, Ligand of AdipoR1, and Lower Number of Cone Photoreceptors in Mouse Retina.

本学の大森義裕教授、大学院生の川上優斗さんと、弘前大学上野真治教授、名古屋大学、立命館大学、九州大学との共同研究の成果が、Invest. Ophthalmol. Vis. Sci. Vol.63、ページ 14(doi:10.1167/iovs.63.5.14)に掲載されました。