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非タンパク質アミノ酸を含むシジミ由来のトリぺプチド、アコルビンが、エタノール誘導肝障害を抑制する

シジミ抽出物に含まれる非タンパク質アミノ酸を含むアコルビンの肝障害モデルマウス、ES細胞やiPS細胞を用いたモデル系に対する効果を調べたところ、肝障害の防止に効果があることを見出しました。このことから、アコルビンは、エタノール誘導肝障害より肝細胞を守る、シジミ抽出物中の保護物質の一つであることが明らかになりました。

Acorbine, a Corbicula japonica–derived tripeptide containing non-proteinogenic amino acids, suppresses ethanol-induced liver injury.

本学の川瀬雅也教授らの研究成果がBiochem. Biophys. Res. Commun., 522, 580-584 (2020)に掲載されました。