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水をくむだけの新しい両生類の調査法

アニマルバイオサイエンス学科の倉林敦准教授と、神戸大学の坂田雅之学術研究員、源利文教授ら、いであ株式会社の中村匡聡氏ら、京都大学の西川完途准教授など7つの機関から成る国際共同研究グループが、両生類(カエル類・イモリ類・サンショウウオ類)の体表の粘液や糞などとともに水中に放出された微量なDNA(環境DNA)を分析可能なレベルに増幅することによって、棲んでいる両生類の種類を判定する技術を開発しました。

この技術は、これまで捕獲や目視など、調査者の専門的知識や天候・季節などに結果が左右されがちだった従来法に対し、水を汲むだけで誰でも調査を行うことができる画期的な手法となることが期待されます。

今回の成果は、オンライン国際科学誌「Metabarcoding and Metagenomics」(2022年2月21日)に掲載されました。

詳しくは共同プレスリリースをご覧下さい。