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田邉瑠里子助手が日本バイオイメージング学会学術集会で受賞

アニマルバイオサイエンス学科の田邉瑠里子助手が、第29回日本バイオイメージング学会学術集会(オンライン開催)で、オリンパス賞を受賞しました。昨年度のニコン賞に続き、2年連続の受賞です。

受賞した発表のテーマは「微小血管の可視化を可能にする新規造影剤の開発」です。

現在可視化できる血管のサイズは50μm程度が限界ですが、疾患モデル動物として小動物の血管造影を行うには分解能が不足しています。田邉助手らが新たに開発した造影剤、および造影方法は直径5μm以下の微小血管の造影(可視化)を可能にするものです。このことは血管のわずかな異常(動脈瘤、微小出血)も病理学的に検出することを可能にします。また組織標本を用いての診断も可能で、医学に大きなインパクトを与える方法となることが期待されます。