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ムーンショット型農林水産研究開発事業のキックオフシンポジウムが開催されました

2020年12月23日に、ムーンショット型農林水産研究開発事業「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」のキックオフシンポジウムがZoomのウェビナー形式で開催され、本学のアニマルバイオサイエンス学科・小倉淳教授が登壇し、講演を行いました。また、蔡晃植学長がビデオメッセージを寄せました。

ムーンショット型研究開発制度は内閣府が主導し、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長ではない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する新たな制度です。

ムーンショット目標として設定された7項目のうちの目標5「2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」に、5大学(お茶の水女子大学:代表機関、東京農工大学、徳島大学、長浜バイオ大学、早稲田大学)が連携して申請した”地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発”が採択されました。

未利用資源の昆虫、特に生産性に優れたコオロギを、魚粉を代替する次世代タンパク質源として確立するプロジェクトで、具体的には2030年までに、高品質コオロギの持続可能な大量生産体制を築き、養魚・養鶏飼料として活用することを目標としています。長浜バイオ大学からは小倉教授のほか、永井信夫教授、河内浩行准教授、山本博章客員教授、田端裕正プロジェクト特任助教が参画しています。


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