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tRNA領域に結合する転写因子がクロマチン構造の制御に関与している可能性を示唆

tRNA遺伝子領域に大量の転写因子が結合していることを発見しました。tRNA領域に結合している転写因子の中にはクロマチン構造の制御に関わる転写因子も多数含まれており、tRNA遺伝子領域を介したクロマチン構造の制御及び、それに伴う遺伝子調節メカニズムに関与している可能性が示唆されました。

「Implication of a new function of human tDNAs in chromatin organization」

本学の岩崎裕貴助教、池村淑道名誉教授と本学客員教授でもある北里大学の岡田典弘教授との共同研究の成果が、Scientific ReportsのVol 10 ページ17440に掲載されました。

https://www.nature.com/articles/s41598-020-74499-7