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伊吹大根の辛みを高大連携で調査実験

高大連携講座として伝承野菜のブランド化に取り組んでいる蔡晃植先生の研究室は、長浜農業高校食農振興分野6人の生徒とともに、伊吹大根の官能検査を12月16日に行いました。

官能検査は古川岳人助教の指導で、7系統の伊吹大根と比較用の青首大根をすり下ろし、それぞれの辛味や甘味、苦みなどの五味と旨味などを5点満点で評価しました。官能検査に使用した伊吹大根は、原種に近いとされる種子と本学が遺伝子解析などで確立した優良系統株5系統の種子を長浜農業高校で育てたもの、それに市販の伊吹大根です。

中にはとても辛みと苦みが強い系統や、どちらかと言えば旨味が強い系統など、それぞれの系統により違いが明らかになりました。検査結果は後日明らかにするとともに、長浜農業高校でも官能検査を実施する予定となっています。