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超好熱性古細菌Aeropyrum pernix K1由来のシステイン合成酵素(ApOPSS)を従来の方法より約10倍得ることに成功

本学の中村 卓准教授らによる研究成果が Current Biotechnology」(2019年 Vol 8, 15-23ページ)に掲載されました。
URL: http://www.eurekaselect.com/171747/article

論文タイトルは、「Increased production of recombinant O-phospho-L-serine sulfhydrylase from the hyperthermophilic archaeon Aeropyrum pernix K1 Using Escherichia coli 」で、超好熱性古細菌Aeropyrum pernix K1由来のシステイン合成酵素(ApOPSS)遺伝子を大腸菌のコドンに最適化し、タンパク質発現用大腸菌Rosetta (DE3)に導入して培養したところ、これまでと同等の活性を有するApOPSSを従来の方法より約10倍得ることに成功しました。この研究成果は、医薬品やその前駆物質として極めて有用性の高い非天然アミノ酸を効率よく合成する方法として期待されます。