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PCR-RFLP法を用いたビワマスの真贋判定法の確立に成功

本学の河内浩行准教授の研究室による研究成果が、「Journal of Food Science & Technology」(10.1007/s13197-019-03914-3)に掲載されました。

論文タイトルは、「Molecular Identification of Biwa Trout (Oncorhynchus masou rhodurus) using PCR-RFLP Method」で、琵琶湖の固有種であるビワマスのブランド化をめざし、近縁種であるアマゴ、ヤマメ、ニジマスとの差別化を図るためのPCR-RFLP法を用いたビワマスの真贋判定法の確立に成功しました。この手法は、煮る、焼く等の加熱処理を行ったサンプルでも判別が可能であることも示し、加工処理の現場での活用も期待されます。

なお、この研究は、文部科学省の平成27年度~29年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択された「湖北地域の食品産業発展へのバイオサイエンス研究による貢献」による研究成果です。