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アホロートルの温度センサーTRPA1を解明

本学の齊藤 修教授らによる研究成果が、「NeuroReport」(2019年3月号、Vol 30 、ページ323–330)に掲載されました。

論文テーマは、「Functional properties of axolotl transient receptor potential ankyrin 1 revealed by the heterologous expression system.」で、陸上動物において温度の閾値センサーとして働くTRPA1が、どの動物から陸上動物型の閾値センサーに変化したのかを生涯水中に棲む有尾両生類のアホロートルからTRPA1を見つけ出し解析をしました。
その結果、アホロートルのTRPA1は、閾値約40℃から活性化される高温センサーであることが判明し、有尾両生類アホロートルの刺激センサーは既に陸上動物型になっていると考えられました。
URL: https://journals.lww.com/neuroreport/Abstract/2019/03020/Functional_properties_of_axolotl_transient.2.aspx