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長浜農業高等学校の生徒が尾上菜の栽培を開始

長浜農業高等学校の生徒が、2018年9月14日に高校農場内で長浜市の地域伝承野菜「尾上菜(おのえな)」の栽培を始めます。

本事業は、長浜バイオ大学が平成29(2017)年度の文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択されたプロジェクトの一環として、大学の最先端バイオ技術を使い「尾上菜」の全ゲノム配列解析と生理活性評価により優良系統を選抜し、ブランド化を目指すというものであり、長浜市、長浜バイオ大学、長浜農業高等学校、滋賀県調理短期大学校、長浜バイオインキュベーションセンターが連携して取り組んでいる事業です。

今回はこの取り組みの初めの段階として、長浜農業高等学校の栽培技術、長浜バイオ大学のバイオ解析技術を活かしながら、尾上菜の優良系統の選抜を目指します。

なお、収穫した尾上菜は、長浜バイオ大学での分析や長浜農業高等学校および滋賀県調理短期大学校で新たなレシピ開発などを行ってまいります。

日  時:平成30年9月14日(金) 11:30~12:00
場  所:長浜農業高等学校の農場(長浜市名越町)
栽培作物:尾上菜

【尾上菜】

長浜市の湖北町尾上地区で古くから栽培されてきたアブラナ科の植物であり、漬け物や煮物などとして利用されています。
また、尾上菜には血糖値を下げる効果があるとも伝えられており、優良で形質が均一な系統を安定供給できる道が開かれれば、長浜市の特産品として地域振興に貢献しうる可能性を有しています。