バイオ実験夢チャレンジ
自ら課題を設定し、探究心を自由に伸ばす
入学したての1年次生が、挑戦したい実験テーマを自ら決定。教員や先輩学生の支援を受けながら実験計画を立て、1年間にわたり実験に取り組むユニークな科目です。実験計画の決定から試薬や器具の選定、実践に至るまでが基本的には学生に委ねられ、教員と先輩学生によるスチューデント・アシスタントは、ヒントやアドバイスを与えるサポート役を務めます。実験結果や考察をきちんと相手に伝える訓練のため、プレゼンテーションも行います。あらかじめ準備された実験実習では身につかない、学生自身の探究心を自由に伸ばせる授業です。
過去の実験テーマ例
- 朽木付着菌におけるセルラーゼ産生の検出及び種の同定
- エストラジオールを用いたメダカの性転換実験
湖北動物プロジェクト
大学の立地環境を生かした主体的な学び
アニマルバイオサイエンス学科の1、2年次生を対象にした科目で、豊かな生物多様性を保つ湖北の地を学びのフィールドに、自然観察を起点とする学習を行います。野外での実体験を通して、野生生物に対する知識や取り扱い技術などを修得したり、琵琶湖の水産資源について学ぶプロジェクトも。「生きものが好き」という学びへの動機を、環境や産業に結び付けて深めることができます。
2017年度のプロジェクト
- カスミサンショウウオの生態調査と繁殖地保全プロジェクト
- ビワマス養殖プロジェクト
- 魚のゆりかご水田プロジェクト
生物医療情報学各論
教員の研究テーマに触れ、情報収集能力を培う
コンピュータバイオサイエンス学科の1 〜3年次に受講する、生物医療情報学の情報収集能力を養う科目です。担当教員が用意したトピックスから関心のあるテーマを選び、グループに分かれて調査・分析、討論などを実施します。身近なテーマでの情報収集から、自ら提案をまとめるまでを段階的に実践していきます。早い時期から各教員の研究テーマに触れることも目的の1つです。
2017年度の学習テーマ例
- 目的に合った医療機関を探す
- 2次元シミュレータの開発
- 新しいバイオ医薬品を提案する