私の選択 学生編

この大学だから、自分の可能性に挑戦できる。

1 年次から実験の魅力を体感
成長につながる貴重な挑戦の場

山本 永花さん(左) バイオサイエンス学科2年次生(東京・私立自由学園高等科出身)

⻆谷 明莉さん(右) バイオサイエンス学科2年次生(大阪・市立汎愛高校出身)

山本永花さん ⻆谷明莉さん

入学したての1年次生が、自身で立てたテーマと計画に基づいて実験に取り組む「バイオ実験夢チャレンジ」。山本永花さんは発酵食品に興味を持ち、11種類の花や果実から酵母を分離して香気成分を検出する実験に挑戦。目当ての酵母は発見できませんでしたが、「いつか滋賀の地酒醸造に利用できれば」と話します。
⻆谷明莉さんは、色素を蚕の飼料に添加して絹糸を着色するテーマを選定。同じ管理条件下でも試薬によって結果が異なることがわかり、今後もその仕組みを追究したいと考えています。
山本さんは最優秀賞、⻆谷さんは優秀賞に輝きました。ふたりは「最後まで実験プランを遂行するのは大変だったけれど、刺激的だった。どんな大学生活を送りたいかを考えるきっかけになった」と、これから広がる学びへ期待をふくらませています。

山本永花さん ⻆谷明莉さん

地域の人々を巻き込んで
湖北から滋賀を盛り上げたい

園部 浩史さん バイオサイエンス学科4年次生(和歌山・私立高野山高校出身)

園部浩史さん

メンバーが集まらず、存続の危機に晒されていた琵琶湖研究部を復活。地域住民と連携しながら、琵琶湖をはじめ、滋賀の魅力を発信するサークルとして再出発させた園部浩史さん。まずは滋賀の郷土料理である鮒ずしづくりにチャレンジしようと、長浜市内の漁師から塩漬けしたニゴロブナを分けてもらい、塩切りをして米に漬け込み、発酵させる作業を体験しました。「完成した鮒ずしは県が主催する品評会に出品。何人もの人に美味しいと言ってもらえました」と笑顔で話します。
また、長浜市内のブロッコリー生産農家と地元パティスリーとのコラボで、ブロッコリーを使って食育を考えるイベント「ブロッコリー狩り」を開催。親子連れを対象に、普段はなかなか体験できないブロッコリー狩りに挑戦してもらい、琵琶湖研究部のメンバーが独自に考案したブロッコリー料理、パティシエによるブロッコリーを使った斬新なデザートなどを参加者に披露しました。さらには毎月、琵琶湖岸の清掃活動に参加するなど、さまざまな活動を通じて地域の人々との交流を深めています。

琵琶湖研究

実験動物を苦しませず、最大の結果を得る
実験動物技術者1級認定試験に1位合格

菅谷 友美さん アニマルバイオサイエンス学科4年次生(三重・県立津西高校出身)

菅谷友美さん

マウスやラットなどの実験動物は、新薬などの安全性試験に欠かせない存在であると同時に、研究に用いられる動物の福祉は尊重されなければなりません。動物実験の国際的な原則として、3R(Replacement-代替、Reduction-削減、Refinement-改善)が広く知られています。実験動物は適切な知識や技術で扱えば、実験結果の正確性を保証するのはもちろん、犠牲となる動物の数を減らすことにもつながります。
「実験動物技術者」とは、動物愛護の倫理観を持ち、適切な知識と取り扱い技術を修得した技術者で、公益社団法人日本実験動物協会が認定しています。合格すれば、実験動物を扱う医薬品・食品・化粧品などの開発や安全性試験を行う企業、研究機関で重宝され、活躍が期待されます。
1級の認定試験は、学科では動物の健康に関する知識や、動物愛護の倫理観など250問が問われ、実技では、体長8センチほどのマウスへの薬物投与や採血、臓器の摘出などを制限時間内に行う試験が行われます。受験には一定年数の実務経験が必要となりますが、長浜バイオ大学は全国に12校しかない特例認定校の1つで、在学中に資格取得が可能です。
アニマルバイオサイエンス学科4年次生の菅谷友美さんは、全国の社会人や大学院生ら240人以上が受験した昨年度の1級技術者認定試験で、総合1位の成績で合格を果たしました。
もともと不器用だったという菅谷さん。実技試験の直前に先生から「このままでは合格できない」とハッパをかけられたことで、「合格に向けて火が付いた」といい、遅いときは午前1時頃まで研究室にこもって練習を続けました。一緒に受験するメンバー同士励ましあい、昨年度合格した先輩たちもアドバイスをしてくれました。努力の甲斐あって、菅谷さんを含む学部生8人が合格。これは特例認定を受けた2011年以降、最多となる合格者数です。
菅谷さんは技術を生かして「将来は実験動物の飼育管理などの仕事に就きたい」と語っています。

菅谷友美さん

大学で見つけた「面白いこと」
地域で学び、自分の可能性を広げる

丹羽 智子さん(右) アニマルバイオサイエンス学科2年次生(愛知・県立丹羽高校出身)

馬渕 友莉奈さん(左) アニマルバイオサイエンス学科2年次生(岐阜・県立大垣北高校出身)

丹羽智子さん 馬渕友莉奈さん

「あれもこれも楽しそうって思って、気づいたらいろんなことを始めていました」。丹羽智子さんと馬渕友莉奈さんは、大学を選んだ理由は必ずしも積極的な理由ばかりではなかったと語ります。しかし、入学して丸1年が過ぎた今、「長浜バイオ大学を選んでよかった」と声を揃えます。
町家キャンパスを拠点に地域の人と交流する学生の自主活動団体、「町家プロジェクト」で活動をしている2人。丹羽さんは、昨年7月に長浜北小学校のイベント「わーくワーク北小タウン」で行った、出張科学者体験が印象的だったと語ります。「万華鏡をつくったんですが、鏡の反射がなかなかうまくいかなくて、みんなで試行錯誤しながらつくりました。子どもたちとふれあうのも楽しかった」。
高校時代はあまり積極的な方ではなかったという馬渕さん。オープンキャンパスで町家プロジェクトの先輩のプレゼンを聞き、大学では何かやってみたいと活動を始めました。友人や先輩とのつながりがたくさんでき、「今までで一番楽しい」と感じています。
ともにアニマルバイオサイエンス学科の2人が1年次に印象に残った授業は、「ダントツで湖北動物プロジェクト」。湖北地域の豊かな自然をフィールドに、「大谷川の生き物調査」や「琵琶湖の刺網漁体験」など、現地を訪れて行う体験型の授業です。土曜日や日曜日、夏期休暇中などに行われますが、2人は皆勤賞。琵琶湖研究部にも入部し、忙しくも充実した日々を送っています。
2年次から馬渕さんは臨床検査学プログラムに進み、臨床検査技師をめざします。※
生きものが大好きだという丹羽さんは、実験動物技術者や食品衛生管理者の資格に挑戦したいと考えています。

※ 2017年度から臨床検査学プログラムはコース募集になりました。

町家プロジェクト

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