1年次生と2年次生による「魅力発見発信プロジェクト」の発表会を、2月15日、長浜市曳山博物館伝承スタジオで開催しました。これは本学のキャリア教育科目、「長浜バイオ大学魅力紹介プロジェクト」と「長浜魅力づくりプロジェクト」の活動を市民の方たちに発表するもので、長浜商工会議所、長浜商店街連盟、バイオビジネス創出研究会の役員が大学関係者とともに審査員となり活動を評価するユニークな取り組みです。
1年次生の「長浜バイオ大学魅力紹介プロジェクト」は、長浜バイオ大学の魅力として発信したいヒト・モノ・コトをグループで一つ選び、5分間のプロモーションビデオにまとめて発信する授業です。今年度は教員へのインタビューを通じて、研究面だけでなく先生の人間的な魅力をドキュメンタリー風に描くことを課題に取り組みました。発表会では、予選会を通過した3チームが取り組みを紹介、魚類を用いて環境ホルモンの研究をしている池内俊貴准教授にインタビューし、ホラー小説家としての一面をビデオ構成に生かした女子学生4人のチーム「カラフル」が優勝しました。
2年次生対象の「長浜魅力づくりプロジェクト」では、まちの人たちとの協力で、長浜と湖北の魅力を伝えるイベントを作り上げることに取り組みます。当日は、昨年度に続いて長浜市の中心商店街で開催した、「地の酒フェスタ＋謎解きラリー in 長浜」の取り組みを紹介しました。審査員による講評では、昨年度に比べて履修人数が少なかったにも関わらず、チームワークでそのハンディを乗り越えたこと、大雪のため残念ながら2日目は中止となりましたが、SNSなどを活用した中止の告知や前売券の払い戻し対応なども評価され、87点の評価を受けました。
また、この発表会では、学生が課外で行っている地域活動の紹介として、琵琶湖研究部と町家プロジェクトの取り組み事例が報告されました。
●発表会の様子は、スタジオこほくさんの「長浜バイオ大学」（http://www.studiokohoku.net/）でご覧いただけます。
