「春の火災予防運動（3/1-7）」に合わせて、湖北地域消防本部の協力の下、3月2日、本学でも消防訓練を実施しました。この訓練には消火活動、避難誘導、連絡通報等を行う教職員のほか、命岳館にある研究室の学生と教員、研究員が参加しました。
消防訓練は、命岳館2階研究室で化学薬品による火災が発生したという想定で、火災の確認と初期消火、避難誘導と所在不明者の確認、2階と4階の逃げ遅れた人を、外壁はしごとはしご車による救出訓練を行いました。また、3階と4階の廊下で煙にまかれて逃げ遅れたという想定で、消防隊が誘導し避難する訓練も行いました。2階から外壁はしごで救出された役の学生は、「2階は思ったより高かったけど、消防隊の人がしっかり支えてくれたのと、上からロープで引っ張ってくれたのでスムーズに避難できました」と話していました。
消火器を使っての放水訓練の後の訓練終了式では、長浜消防署長による訓練の講評、三輪正直学長と若林浩文理事長が挨拶しました。この中で、長浜バイオ大学では化学薬品を使って実験や研究を行っているという特性を踏まえ、火事を出さないことを第一義的に心がけるとともに、万が一出火した場合の薬品の扱いや対処方法を明らかにしておくことの重要性が強調されました。
