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「長浜学びの実験室」プレ講座で中学生が理科実験

IMG_1137「長浜学びの実験室」のプレ事業として、びわ中学校2年1組の生徒25人が、10月13日、長浜バイオ大学で理科実験に取り組みました。この日の講座では双眼顕微鏡を使って、ニンニクの根の細胞分裂と、びわ中学校のビオトープと琵琶湖の水のプランクトンを観察しました。実験は本学の高畑京也教授と宇佐美昭二教授、それに3人の助手の先生が指導に当たりました。また、本学の三輪正直学長も、生徒たちの実験をサポートしました。

細胞観察では、酢酸オルセイン用液で赤紫に着色された細胞の中から、最大1500倍まで拡大できる双眼顕微鏡を使い、細胞分裂を起こしている細胞を探しだしてスケッチしました。実験終了後に学内の食堂でカレーライスを食べ、その後電子顕微鏡のデモなど学内施設や実験機器を見学しました。実験には若林浩文理事長の案内で藤井勇治長浜市長も参加、市長は生徒たちと一緒に顕微鏡を使って細胞観察を行いました。

今回の講座は、来春から本格始動する「長浜学びの実験室」のプレ事業として開催したもので、20日と27日にはびわ中学校の別の2クラスを対象に同じ内容の講座を開催します。また,12月15日には浅井小学校と七尾小学校の4年生が合同で、小学生講座を受講します。この講座では、手作りモーターの作成とペットボトルでの手作り顕微鏡の製作とそれを使っての観察を行う予定となっています。

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