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研究不正防止のための研究倫理教育講習会を開催

IMG_0805IMG_0817STAP細胞に関する一連の問題に象徴されるように、研究活動上の不正が大きな社会問題になっています。大学においては、教員などの研究者だけでなく、研究者をめざす大学院生や卒業研究に取り組む学部生も、研究倫理に関する教育を受けることが求められています。

本学では9月25日、学部4年次生と大学院生を対象に、「2015年度研究不正防止のための研究倫理教育講習会」を開催、会場が一杯となる260人余りの学生が参加しました。研究倫理教育責任者を務める山本章嗣学部長を講師に、文科省が2014年に定めた「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」が求めている主な事項を紹介するとともに、科学技術振興機構(JST)の講習会用資料を基に、研究活動における不正行為とはどのようなものなのかを過去の事例を交えて紹介しました。

講演を終えて学生たちは、神妙な面持ちで受講票と誓約書を記入し提出しました。

本学では、生命倫理・研究倫理を自らの問題として捉えることができるようにと、必須科目として「生命倫理・研究倫理」の講義が開設されています。