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虎姫高等学校バイオセミナーを実施しました

2024年3月9日、時折雪が舞う中、滋賀県立虎姫高等学校の1、2年生16名が来学し、高大連携講座のバイオセミナーが行われました。

大学の高大連携担当者と、上野祥子助手(メディカルバイオサイエンス学科)が「手動PCRによる食肉の種類の鑑定」というテーマで実験と講義を行いました。

実験の原理について講義を受けながら、目では判別しにくいほど小さな肉片からDNAを抽出し、PCRでのDNA増幅やアガロースゲル電気泳動などの工程を体験しながら、実験結果をもとに肉の種類の鑑定に挑戦しました。参加者全員が選んだ肉の種類をPCR法で鑑定でき、最後に修了証が授与されました。

参加した高校生からは「学校で学習したPCRのしくみをより詳しく知れた」、「DNAを取り出すところから体験できてよかった」、「サンプルを小さい穴に入れるのが難しかった」、「専門的な機械や器具を使用でき実験の面白さを実感できた」、「将来の進路を考えるうえでも貴重な経験になった」などの感想が寄せられました。